2007.03.14(Wed) およそ一年半ぶりの新作。 15周年を迎える彼らの生み出した音は、原点だった。
確かにシングルのカップリングなんかでそれを匂わせていた。 でも「1.叫び 祈り」のインストに耳を傾けると イメージを裏切る何かを期待させてくれたが、 やっぱり原点回帰でした。笑。
初期のMr.childrenに15年分の経験を積み重ねて、 BankBandという別プロジェクトの影響を加味したような出来栄え。
このアルバムを製作するにあたり、 プロデューサー兼今作のキーボの小林武さんとの会話がキッカケだったと桜井さん。 小林武さんは、その時「世界に目を向ける」という意見だった。 発展途上国や、アジアのストリートチルドレンに目を向け何かを言えないだろうか。
そういう話の中で桜井さんは何か違うと感じたそうです。 それは世界よりも、このありふれた”日常、毎日”が大切なんじゃないかと。 そうして生まれたのが「2.彩り」
なんてことのない作業が この世界を回り回って 何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
この二行に込められた想いは奥深いなぁと一人感慨に耽る。 人の隠れた繋がりを着飾らない言葉で綴る。
今作のコンセプトは”日常”(だと想う) ”シフクノオト”で描いたモノよりもっと身近で人間臭いモノ。 ”I U”で欲情的なモノを曝け出した後に たどり着いたのは日常に溢れる一つ一つを注視する事・・か。
お勧めは「5.Another Story」です。 ・・mixiでの評判を見てもあんま名が挙がってないんだけど。笑。 これは小林武さんのキーボもしっくりきた。 すごいと想うのは5分ちょいの時間の中で、 男女のすれ違いから、相手がいる日常の大切さに気付くまでを繊細に表現している事。 はっとします。笑。 男として、もっと相手を見る事、 当たり前を当たり前と捉えない事を考えさせられました。
「10.ポケットカスタネット」も好き。 この意表を付いた曲構成に思わずぐっときますね。笑。 A,Bとしっとり繋げてサビで聴かせにくるボーカル、 ミディアムバラードなイメージをここまで分解さ・・あ、言いすぎ? JENのドラムの後半、こういうの好きだわー
まぁただ物足りなさも正直ある。 アルバムコンセプトがコンセプトなだけに仕方ないのかもしれないけど ちょっと味気ない。。 前作の彩り溢れた楽曲群と比べてしまうせいかも。 バンクバンドの影響で若干ジャズテイストでもあるし。 ホント、ホント申し訳ないんですけど、 キーボが主張している楽曲が多い気がする。
もう少し田原さんとか中敬に華持たせてもって感じました。 まぁあくまでロックロックした楽曲が好きな僕の個人的な意見なんで。 これから少しづつ聴き込んでいきたいと想います
靴を汚し 踵減らし 歩いてゆく長い凸凹道。

テーマ:Mr.Children - ジャンル:音楽
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