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にぃちぇ

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部屋とパソコンと私。
色褪せる毎日を少し楽しくするためのブログ。
No.025 ゲド戦記
ゲド戦記

ことばは沈黙に 光は闇に
生は死の中にこそ あるものなれ
飛翔せるタカの 虚空にこそ輝ける如くに


2006.08.12(Sat)
台風の影響からか天候が曖昧であり、
そのせいで本日開催予定の第19回東京湾大華火祭は延期となってしまった。
時間を持て余してしまった僕が選択したのは、
そうゲド戦記を観る事。

宮崎駿監督の息子さんである、宮崎吾朗さんが初めて手掛けた作品。
どうやら皆さん酷評ですね。。
参考:YAHOO!ムービー・ゲド戦記感想

本当に罵倒の嵐。

しかし果たしてゲド戦記は本当に駄作なのだろうか

僕はそうは想わない。
確かにエンターテイメント性に欠けるかもしれない。
家族団欒で楽しめる作品でもない。
監督初として、学ばなければならない事だってあるだろう。

でも、先ずこの作品のテーマがエンターテイメント性を帯びる必要はないと僕は想う。
また小学生の子供向けのテーマでないのだから幼い子供が飽きてしまっても仕方がない。
むしろ観て欲しい年代としては、生を考え始めた頃の子供、
もしくは今現代においてなんとなく生きてしまっている方全員に向けた作品ではないだろうか。

そう、ドイツの哲学者ハイデガーの思想が如実に表現されているのだ。

命が尊ばれる理由を考える。
何故命は大切なのか。

それは死の存在があるから。

いつかは消えてしまう
そんな儚さを持つからこそ今を尊ばなければならない。

その考えが随所に見られる。
この作品はドイツ哲学の表れ。
均衡が乱れかけている現代への警鐘。

この劇場の世界はいわば現代の写し鏡にすら想えるのです。

主人公アレンも、不安を抱える現代の若者の象徴。
どこか闇を潜めたその風貌。
目的意識がなく、不安に駆られている。
誘惑にも惑わされてしまう不安定な存在。。

そして最後に気付くのです。

大賢人ゲドや、テルーに諭されながら
今を生きる事を決意するのです。

僕はこうしたメッセージ性の強い作品が好き。
こうした成長していく様が観れる映画が好き。

原作を読んでいる人はゲドが多弁すぎるとか
原作に沿ってない点を批判の対象にしているけど
問題はそこではないと想います。

僕はこれから劇場に訪れる人がこの映画の伝えたかった事を感じて欲しいと切に想う。

今までのジブリ作品を追うのでもなく
吾朗さんが意図して伝えたかったメッセージを拾ってあげて欲しい。

宮崎駿監督がそう言ったように僕も素直な作品だと想う。
確かに原作を読まないとわからない点もあったと想うけど、
でも別にわかりにくい事なんてほとんどなかった。

哲学的なこの作品を手掛けた吾朗監督を僕は評価したいと想う

また、吾朗さんが建築関係の仕事を携わっていたため建物の描写が面白い。
建物に限らず背景美術が今までのジブリにはない斬新なスタイルでした☆
写実的なリアリティを求めるのではなく
印象的な油彩のようなタッチで描かれている。

前日に「もののけ姫」を観ていたためかその違いがなお更印象的でしたね。笑。

アニメーションに関しても
クライマックス時に床が抜けるシーンや
アレンが三下と戦う臨場感等々
個人的に好き

悪い作品ではないと想う。
むしろ僕なんかはお気に入りです

さぁ、皆さんはどっちになるでしょうか。
是非劇場でご覧になって感想をお寄せ下さいな


この記事に対するコメント

うーん、ファンタジックな世界は好みだけど、
あんまり感動にかける作品だとおもったなぁ。

結局なんで最初、アレンが父親を殺したのか。
原作を読まないとわからない部分がたくさんあった気がする。
【2006/08/13 17:46】 URL | メタルなちょっき #eAb5nx9M [ 編集]


私も昨日観ました!!
でもなんか微妙でした。。
ただつまらない映画とかではないんですけど、疑問がいっぱい残るっていうか(>_<)
やっぱり2時間であの長い原作を表現するのはムリがあるなって感じでした(汗)
【2006/08/14 01:48】 URL | さえみ #- [ 編集]

to メタルなちょっきさん
えー父親殺しは原作にもないという。笑。
僕は父殺しは、一種のわからない不安だと想いました。
理由はないけど、というなんとも現代的な犯罪。そういうのを表現したかったように想うんです。
もしくは父・駿監督へのあてつけかi-239
メタルなちょっきさんはいまいち派ですかi-238残念!!
【2006/08/14 18:55】 URL | にぃちぇ #- [ 編集]

to さえみ
おー観てきたか☆★でも微妙〜。笑。
原作読んだの?あれ第三巻を描いたらしんだけど・・原作読んだ人にはすごい批評なんだよねぇ。
俺は伝えたい事をちゃんと描けていたって想うんだけど。。残念っ!!!
【2006/08/14 19:53】 URL | にぃちぇ #- [ 編集]


宮崎(父)の作品を連想して、期待して見に行ったらダメですね(^^;)
この作品はあくまでも宮崎(息子)監督の作品なのです!!

東京湾の花火大会残念でした(> <)私はどうしても浴衣を着て
遊びたくて、女3人…浴衣で渋谷にくり出しましたよ〜(笑)
電車内で「花火大会は中止」ってアナウンスされて、すごい恥ずかしかったです。。。
【2006/08/14 23:57】 URL | katsuo #- [ 編集]

to katsuo
そうそう、あくまで吾朗さんの作品。でもkatsuoさんも微妙そうだね。笑。
個人的にはとてもいい作品だと感じたんだけど。。
花火は行きたかった!俺も浴衣で参戦予定だったんだけど。。
はは、まぁまぁi-22813日の方は行けたの?
俺は13日はちょっと用事があって無理だったんだぁ。来年は行けたらいいなi-225
【2006/08/15 11:32】 URL | にぃちぇ #- [ 編集]


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